阪本さんが販売しようと思ったのは「微生物のチカラを使った環境にやさしい製品」です。
納豆菌の一種を使ったカビ取り剤や消臭剤、水の浄化剤などなど。わが子を含む世の中の子供たちが、身も心も健やかに成長するためには地球環境が良くなることが必然だという一念だったそうです。
外で安心して遊べる環境を作りたかったと、今でこそ広く知られるSDGsの取り組みを、20年以上前に始めていたんですね。
環境にやさしい商品と阪本さんの思いは全国ネットのテレビなどでも紹介され、東京や大阪を中心に商品が売れ、いまは30人近くの従業員が働く企業に成長。昨シーズンからはコロナ禍を意識した衣類やマスク用の涼感スプレーが人気なんだそうです。