スタジオに来てくれたのは劇団「ゼーロンの会」の役者・中村朋世さん(32)です。
10月24日に上演する一人芝居の稽古の合い間、時間を作ってくれました。
かつて漫画家を目指していたという中村さんは、常に何らかの形で発信したい表現者。
演劇とも出会うべくして出会った印象があります。
今度の一人芝居の演目ですが、セリフはひとつ。
そのひとつが50ページ以上あるという長い一人語り(!)だそうです。
支離滅裂な話をする男を前に、観客は共感できないことばかりだけれども、ある瞬間、自分が『分かる』タイミングがあって、その時からその芝居の語り手は他人事ではなくなってくる…。と、言葉にすると難しいのですが、魂で感じてみるとスムーズに世界観に入っていけるかもしれません。
似ているといわれるのは鈴木蘭々、
ベッキー、岡田准一!
一人芝居という大きな壁と向き合い、もがきながらも何かを生み出そうとしている中村さんの姿は、その醍醐味も大きいんだろうなと感じずにはいられません。
役者になった経緯や表現者としての思いなど、普段聞けない話をじっくり聞くことができますよ!