フェアトレード国際フォーラム2021 in くまもと
司会
フェアトレード
国際フォーラム2021
inくまもと
熊本市が
アジア初の
フェアトレードシティに
認定されて10年。
熊本市
国際交流センターで
国際フォーラムが
開催されました。
村上美香は司会を
担当しました。
フェアトレードシティ
推進委員会
明石祥子委員長の
スピーチ
フェアトレードとは
途上国を先進国が
搾取することなく、
適切な価格で
取引をすることです。
フェアトレードを広げたい
と地道な活動を
続けている
明石祥子さん。
スピーチでは
ご自身が
フェアトレードに
関わることになった
きっかけについて
話されました。
「20歳のときに
発展途上国に
ペンとノートを届けに
行った際、
その物資をめぐり、
現地の人たちが
大喧嘩を
はじめてしまいました。
その様子を見て、
【寄付をする
という行為は
間違っていたの
でしょうか】
と現地の牧師さんに
尋ねたら
【自分で考えなさい】
と言われました。
その言葉が、
フェアトレード活動の
原点です。」
と話す明石さん。
そこから、
現地へ何度も
足を運び、
途上国の人たちの
話を聞き
持続可能な関係を
築くための様々な
努力を重ねられました。
今でこそ、
SDGsが
盛んに叫ばれていますが
30年以上前から
歩みを止めず
取り組みを
続けられたこと、
とても素晴らしいと
思います。
子どもたちが
制作した
フェアトレード絵本
分科会では、
熊本市立龍田小学校の
子どもたちが作った
フェアトレードの絵本も
披露されました。
子どもたちは学校で
フェアトレードについて
学習するので
認知度は
かなり高いそうです。
学生さんたちが
企画・運営した
フェアトレード
ファッションショー
オーガニックコットンや、
発展途上国の
生産者さんたちの
ハンドメイドの
お洋服の提案も
ありました。
ファッションショーを
見た後、
そのまま
お買い物できるという
仕組みです。
熊本宣言
熊本市の大西市長も
加わり、
フェアトレードを
さらに加速・推進する
熊本宣言
が発表され
満場一致で
採択されました。
フェアトレードを
知っているから
行動するへ
熊本市が
フェアトレードシティになった
これまでの10年は
フェアトレードを
知っている人を
増やすための啓発の
10年。
これからは、
持続可能な
未来のために
行動する10年に。
私達ひとりひとりに
出来る事は
何でしょう。
これからも何か
行動につなげて
いきたいです。