「生きてくれて、ありがとう」サヘル・ローズさんのことば。
「生まれてきてくれて
ありがとう」
とても、素敵な言葉。
赤ちゃんが生まれたとき、
子どもが愛おしいとき、
誰かのお誕生日、
色んな
シチュエーションで
言われますよね。
「でも中には、
生まれてきたことに
困難を抱えて
生きている人達がいます。
わたしも、
その一人なんです。」
と言うのは、
俳優のサヘル・ローズさん。
7歳までイランの孤児院で
過ごし、8歳で養母とともに
来日されました。
先日行われた
くまもと里親フォーラムで
サヘルさんのお話、
じっくり聴かせて頂きました。
施設での孤独な子ども時代、
養母に引き取られてからも
不安定な気持ちの中
苦しい日々を送ったこと、
日本で受けた
壮絶なイジメなどで
命を自ら絶ってしまおう
とした経験、
そして
何度もぶつかりあいながら
義母との
絆を深めていったことなど、
包み隠さず語ってくれました。
サヘルさんは
「生まれてくれて
ありがとう
という言葉より、
生きていてくれて
ありがとう
が心が救われることも
あります」
と教えてくれました。
また
彼女とやりとりをすると
温かい眼差しでじっと見つめて
話を聞いてくれるのです。
「生きるのに必要なのは
誰かの瞳に映っていること」
そんな
サヘルさんの言葉を
必要としている人は
きっと沢山いると思います。
サヘルさんの著書
「言葉の花束」
心が温かくなる本です。
今、何かで
苦しい思いをしている方に
届きますように。
@yuurinokai
@aguri_fostering
@contento38_aroma
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