一緒に生きる
今日は、黄葉前のイチョウ並木も美しい
熊本県庁へ。
目的地はなんと、、、
知事室!
2年前にマニフェストで
「保護犬猫の殺処分ゼロを目指す」
ことを掲げた蒲島知事。
熊本県は
それまでの動物管理センターを
動物愛護センターという名称に変え、
ボランティアさんとの合同譲渡会など
連携をしながら
動物愛護の取り組みをすすめています。
私は、蒲島知事から
動物と共生する社会について
広く伝えることを依頼されました。
いまはすっかり有名になった
殺処分ゼロという言葉ですが、
それだけが一人歩きしては
意味がありません。
職員さんも、ボランティアさん達も、
毎日ギリギリの状況で活動をされている中
あくまでも大事なのは、それ以前のところ。
飼い主は適正に最後まで飼うこと、
不幸な命を増やすことになる
むやみなエサやりをやめることなど。
センターへの収容数がまず減らなければ
終わりはないし、
まだまだ課題は山ほどあります。
殺処分ゼロが目的ではなく、
人と動物とが共生することが目標。
今日、蒲島知事はこんなことを
おっしゃっていました。
「以前は、ガスによる殺処分が
行われていた熊本県ですが、
あるボランティアさんが
『くまモンがガス室に送られることを
想像してください。
せめてガスによる処分はやめてください』
って言われたのが心に響きました。
これからもっと、
人と動物とが共生する社会のために
頑張りましょう。」と。
数年前から、熊本県では
ガスによる処分から注射による処分に
変更されました。
毎日がんばるボランティアさんの声が
届いたんですね。
わたしも長く取材をしていますが、
取材を始めた頃からしたら
今は、動物を取り巻く環境が
変わりつつあるのを感じます。
行政だけ、ボランティアさんだけが
頑張ってもゴールは見えないです。
一番怖いのは無関心。
わたしやあなたに出来ることとは?
みんなで考えたいですね。
イギリスでは動物は販売してなくてペット欲しい人は市役所などに登録して野良猫や野良犬を貰わないとイケないそうです。日本も販売はイケない事になって欲しい人は野良ちゃん貰うように出来ませんか?