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病気でも病人じゃない

上益城郡御船町の藤岡医院に

隣接しているウェルネスカフェで行われた

がんの患者さんの気持ちをシェアする

サイモントン療法シェア会に

行ってきました。

サイモントン療法とは、

がんの患者さんやその家族のための

心理療法で、本当に大切なものは何か考え、

生きる質、人生の質の向上を目指すものです。

この日は

2組の患者さん達がいらしていました。

現在どのような治療をしているのか、

どのような気持ちでいるのかを

医師や医療の専門家を交えて話します。

その中で、

ある患者さんはこう、おっしゃいました。

「最初のころ、

夫がわたしを病人扱いしたから

反発をしたんです。病人扱いされるのが

嫌だった」

そのお話を聞いた中原医師は、

「そう、病気をしていてもあくまでも

それは病気があるという事だけで、

その人の存在自体が病んでいるわけでは

ありません。そして、病気は医者が治すと

いうのではなく、患者さん自身の治癒を

医者はサポートするもの。どのような

治療をし、どのような生き方をするのか

一緒に探っていきましょう。」

患者さんは

ホッとした表情をされていました。

そして、このシェア会に欠かせないのが

薬剤師であり、カウンセラーであり

さらにご自身ががんでもあるマダム。

患者さん達のお話を静かに受け止め、

ご自身の経験を交えながら、どう生きるかを

一緒に考える時間。

「私は、データで見れば〝末期がん〟です。

もちろん、気持ちの浮き沈みはあるけれど

希望を持って生きています。

西洋医学の叡智も感じるし、どのように

治療するかを、絶望することなく

考えているところです。」

というマダム。

わたしはマダムとは長いお付き合い。

出会ってからずっと、

まるで弟(なぜか妹ではなく弟!笑)

のように可愛がっていただいています。

最初にマダムからがんの報告を受けた時は

私の頭の中が真っ白になってしまいましたが

マダムの生きるという強い意志に

勇気をもらい、また、励まされてきました。

これからの目標は、

がんの患者さん達がどのような治療を

選んだかや、食べたものの記録ができ、

さらには、心の不安や嬉しかったことなどを

書き留められるようなノートを

出版することだそう。

わたしも、なにかの形でお手伝いしたいです。

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