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ドナーご家族の命への想い

 

 

 

【ドナーご家族の思い】
もし、家族が突然
脳死になってしまったら、、、。

と考えたことはありますか?

 

「ワンチームで一歩前へ!」
と題して行われた
オンライン
移植医療県民公開講座。

 

 

今回は
医師、
臓器移植コーディネーター、
看護師といった医療者の
講演のほか、

 

奥様を脳死で亡くされた
ドナーご家族や

 

臓器移植を受けた
レシピエントさん達も
参加しての
ディスカッションも
行われました。

 

 

特に心に響いたのは、
奥様を脳死で亡くされた
Sさんの話。

 

前日までは
何ともなかった奥様。

 

朝、打ち合わせに行く前に
突然倒れ、
そのまま脳死状態に
なってしまったそうです。

 

 

医師に、
「助からない可能性が99.9%」

と宣告された時、
直ぐに
臓器提供をする
と伝えたご主人。

 

 

理由は、
普段から奥様と
どのような最期を
迎えたいか
話していたこと。

 

 

奥様の遺志を尊重し、
臓器提供を決断したそうです。

 

 

「まだ身体が温かく、
心臓が動いていたから
家族として
とても辛かったけれど、

 

いまは、
全く後悔していません。

 

心臓が必要だった方を
はじめ、
13人の方の命に
繋がりました。
良かったです。」

 

とおっしゃっていました。

命が繋がる臓器移植。

 

穏やかに話される
ご主人のお話で
色んなことを考えました。

 

まずは、考えてみる。
そして、家族で話してみる。

 

 

そこからスタートだと
思います。

 

ドナーご家族のSさん、
大切なお話を
聴かせていただき
ありがとうございました。

 

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